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台湾商標出願に関する二つの審査方法
■方式審査について
台湾商標で出願した後は、まずは方式審査を受けることになります。
方式審査というのは、出願の手続き内容や出願書類の書式などが条件を満たしているかどうかの審査であり、不備が無くOKが出ますと出願が受理されて「受理通知書」が発行されます。
もし何か不備があった場合には、補正をおこなうようにという通知がされ、足りない書類などを提出する必要が御座います。この補正は通知を受け取ってからすみやかにおこなう必要があります。
■実体審査について
上記の方式審査をクリアしますと実体審査に移ります。この実体審査は出願した商標に類似しているものがないかどうかや、不正な出願ではないかどうかなどの実際の登録に向けた実質的な審査となっております。
この実体審査の基準やマニュアルにつきましては、一般には公開されておりません。
この実体審査には結構な時間がかかりますので(約8か月から1年程度)、早期に登録したいという場合には早めの出願が大切です。
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