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台湾で商標登録をするメリット
台湾でビジネスを始めていくにあたって、ブランド名の商標を登録する際には出願数の増加傾向から審査にも今までより多少の時間がかかり、正式に登録されるまでには8か月から長くて1年ほどかかってしまうこともありますので、それが面倒だと思って商標が無いままビジネスをしてしまいますとデメリットが大きくなってしまいます。
気づいたときには自社の社名やブランド名などが勝手に商標登録されてしまっていて、今後台湾でビジネスを進めていくことが出来なくなってしまうというリスクも考えられるのです。台湾の商標というのは日本と同様に先に出願した方に権利が付与されますので、仮に第三者が知らない間に、勝手に商標出願をしても後になってからでは遅いという場合も数多くみられます。
台湾商標を登録すると、商標権の保護になり模倣品などの商品に対して差止め請求ができたり、または第三者が勝手に商品名の商標登録を取得してしまうなどの抜駆け出願の防止、さらにはライセンスを貸与してビジネス収入を得るなど知財を活かした事業ができようになるなど、様々なメリットがございます。
万が一、商標登録をしていなければ同一、類似している商標がすでに存在している場合には訴えられてしまうというリスクもありますので、台湾でビジネスを始める場合にはまず最初に商標登録をすることが重要です。
以前、香川県の人が台湾でさぬきうどんを看板にかかげ商売を始めようとした際に、現地の冷凍食品会社が「さぬき」の商標登録をしていたため、訴えられる事件が起こっています。
こうしたリスクやデメリットを避けるためにも、商標登録のメリットは非常に重要と言えます。
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