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縁起をかついだ良いイメージの漢字を台湾商標にする
■台湾商標には中国語(漢字)名も考える必要がある
自社ブランド名を台湾商標出願するという際には、元々のブランド名がひらがなやカタカナ、英語のアルファベット名であるという場合にも、中国語(繁体字 漢字)での商標も考えていった方が良い場合もあります。 もし中国語で商標出願をされていないという場合には、そのブランド名を第三者に勝手に台湾語にされて商標出願されてしまうというトラブルも想定されます。
■台湾人にとって良いイメージの漢字をつける
ブランド名を中国語に変えるという際には、ただ単純に日本語で使用されている漢字に当てはめれば良いかというと実はそうではありません。
台湾人にとって、縁起がいい、読みやすい、覚えやすい漢字がお勧めです。
台湾人というのは特に縁起をかつぐ傾向があるため、その商標に使用される漢字が与える意味だったり、発音の響きなどに配慮するということが大切です。
中国語で使用されている漢字にも一つ一つ意味合いがありますが、一つ一つが良くても複数を組み合わせた場合にイメージが悪くなってしまうということもありますし、発音の響きが良くないということも気にします。
日本人にとって良い意味の漢字を組み合わせたとしても、台湾人が受ける印象というのは全く違った意味合いを持ってしまうということもございます。漢字の選択を間違ってしまったために、台湾国内ではかえってブランドが浸透しなかったりするケースもあるのです。
ブランドは、やはり長い年月をかけて育てていくものなので、最初が肝心です。 リリースする前にしっかりとした検討が考察が必要と言えます。
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