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台湾商標局「智慧財産局」への出願件数の傾向
■外国からの申請が増加している
台湾における商標、特許、実用新案、意匠など知的財産権の出願件数というのは、どのジャンルにおきましても年々増加傾向にありますが、その中でも最も増加傾向にあるのが商標です。
例えば、昨年2012年で言えば、その前年比約10%の勢いで出願数が伸びており、近年の傾向としましては、台湾以外の外国からの出願が増えているという特徴が御座います。その中でも外国からの申請で一番多いのが、日本です。昨年でいれば、約4,270件と前年比で、約20%の伸びを示しています。次いで多いのが、米国、その次に多く第3位が中国です。近年の傾向として、中国からの台湾商標の出願が増えているのが目につきます。
■早めの商標出願を心がけましょう
世界各国から、台湾商標の出願があり、2012年度にはおよそ7万5000件とその数も、日本の12万件比べ、非常に
多いと言えます。
特に、アパレル、雑貨、食品などは人気も高く、台湾ビジネスを始めるという際には早めに商標の出願をしておくということをおすすめいたします。
■出願件数の増加=トラブルの増加
また、出願件数が増えるにともなって、日本企業も様々なトラブルの被害にあっており、きちんと専門知識を持った代行会社などを利用することが失敗しないためも大切なことです。
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