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台湾・香港進出検討の方へ

意外と台湾・香港が落とし穴!

中国本土に進出する前に、まず親日の台湾や、香港から始めたいという方も多いかと思います。
それはそれで、自然な方法ですが、しかし注意しなければいけないことがあります!
それは、中国本土における商標権です。

台湾、香港の取引先が商標をおさえ後で売りつけるケースが多発

台湾・香港進出検討の方へ

台湾、あるいは香港の取引先が先手をうって中国での商標をおさえ
後で売りつけるケースが多発しています。
彼らも「台湾、香港の次は、中国本土」という日本の進出ルートをよく知っています。
また、日本で流行っている商標の情報についても、とても詳しいです。

ちなみに、商標権に関して言えば、同じ中華圏でも、中国本土、香港、マカオ、台湾では、 それぞれ個別の法律が存在しますので、それぞれの国で取得する必要があります。
香港で取得しているからと言って、安心というわけではありません。

実際、我々も、冒認出願者の情報などを調べていますと、台湾、香港経由での日系企業を狙った、 中国本土で先に商標権を申請する事案がかなりの割合があります。
親日だからといって、油断すると足元をすくわれる事態に発展する可能性がありますので、気をつけましょう。

日本人は、一度、信用してしまうと、全て信用してしまうところがあります。
それは、一面、大切なことですが、こと商標権に関しては、後で嘆いたり悔やんでも取り返しがつかないので、 自分の身は自分で守る、という心構えが、海外とりわけ中華圏では大事なことです。
台湾、香港に行くと同時に、中国本土での商標もしっかりと防御してください。

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