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代表挨拶

「中華圏における日本の商標を守りたい」
脈々と受け継がれてきた屋号やブランドが中国で冒認されている実態はメディアを通してご存知の方も多いと思いますがその実態は今や都道府県の名前や有名人の名前など多岐にわたっております。

2012年度は日中お互いに歩み寄ることが出来ず政治的に冷めた関係に陥りましたが、日本と中国は経済面では切っても切れない関係であり、また近い将来には今まで以上に人・物・金の流れが活発化されて行くでしょう。
そんな中、我々日本企業の取るべき対応も今まで以上にグローバルに即した判断と戦略が求められます。

欧米では訴訟社会の為、自分の身は自分で守る意識は比較的強いですが、日本の中小企業は商標や知的財産権の部分は軽視されがちです。
「自社はまだ規模が小さいから」「もう少し成功して利益が出てから」と言った考えでは取り返しのつかない事態になり中国での企業活動に支障をきたす事は明白です。

我々、(社)日中商標権情報センターでは中国における商標権の制度や冒認申請の実態などを情報発信し日本企業の中華圏における商標調査、アドバイスを通して中華圏における日本企業の円滑な経済活動に寄与できるよう活動してまいります。

一般社団法人日中商標権情報センター
代表理事 勝呂 公晶

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